懐かしのLA~SFの旅(3)

サンフランシスコでマミー夫妻と別れて、LAに戻った俺たちは、残りの時間をどうやって過ごすかって話になってた。

 

悔いが残らないように行きたいとこにはちゃんと行っておこう。ってことになったんだけど、すでにここまでの間にロスを満喫してた俺たちは、行きたいとこ?って感じになってた。

 

ロサンゼルスならではの体験もそれなりにしてしまってたしね。

 

ハリウッドではアカデミー賞に集まる野次馬に混ざって、ブラッドピットとアンジーが会場入りするとこも見たし(正確には全然見えてない👅)ODD FUTUREの店に行った時は、メンバーの一人が普通にいたし(それまでその人のこと自体を知らなかった👅)当時、超人気だったラッパーのTygaが来てた店がめちゃくちゃ鬼混みしてたとこにも居合わせた。(ボディーガードがイカつかった👅)

まあ、本当に心からこの日々を楽しんでたんだ。

 

そういえば、日本から持っていったカメラを盗まれて警察にお世話になったこともあった。

受付でかなり待たされたんだけど、パスポートの確認して日本人だって分かった途端に署内がテキパキしだしたりしてさ。国籍が日本ってだけで対応が変わることに違和感を感じたりした。

自転車で走ってて轢かれそうになったトミタが現地のドライバーと普通に喧嘩しそうになったこともあったな。

あと、ユニバーサルスタジオにも行ったよ。

日本では絶対に行かないくせに本場のアトラクションに、はしゃぎまくってた。

その帰りにバス停でホームレスが歌う”The Lion Slleeps Tonight”を聴いて、日本から遊びにきた俺たちは恵まれてるんだよなってことを再確認したりさ。

 

 

だから行きたいとこってよりは、もうすぐこの生活が終わってしまうんだ。

ってことの方が俺たちの心にグッときてた。

余談なんだけど、トミタにはキョウカちゃんって彼女がいてさ。

この子がまためちゃくちゃ良い子でね。

確かオレの誕生日だったかな?材料を用意して日本食を作ってくれたんだよね。

それまでは、ハンバーガーとかピザとかアメリカっぽいのしか食べてなかったから、あの日の味噌汁と白米にはマジでパワーもらったな。

そんなキョウカちゃんとトミタとクラちゃんの4人で最後は海に行ったんだよね。

 

有名なレドンドビーチの桟橋を歩いたあと、ビーチに腰下ろして海を見てた。

この世の終わりかってくらいに綺麗な夕焼けを見ながらトミタが言ったんだ。

 

「ロサンゼルスって世界中の天使が集まる場所らしいんですよ。

天使もこの景色に捕まっちゃったんだろうなあ。とか思うんすよね〜。

レボさんたちもここに住んじゃえば良いのに。なんてね。」

 

 

よく見たら天使の羽根あるやん。

危なくオレらもLAに捕まりかけてました。。

 

マジで日本に帰りたくねぇなとか思ったし、明日ホントに帰れるのか?ってくらいに最終日まで遊んでたんだけど、それと同時にまだ日本でやり残してることがあるって思ったし、帰らないとなって思った。

MEGALOに関しても地元のフェスや自主レーベル運営の話が出てたからね。

1ヶ月もLIVEが出来なくなるのに「行ってこい」って言ってくれた仲間や、実家に大した金も入れずに遊びに行ってくるようなヤツに餞別までくれた家族。

みんなに土産話を持って帰らないとって思ってた。

だからやっぱり帰らないと。って。

 

ロサンゼルスって街は、22歳のオレがいろんな経験をさせてもらった場所だった。

 

トミタがオレに話してくれたことで、ものすごく感銘を受けた言葉がある。

 

 

「レボさん。オレはこう思うんです。

5年後の自分がどうなっていたいのか、その夢を実現させられるかどうかってのは、今の自分にかかってるんですよ。今をどうやって生きているかなんですよ。

オレは5年前にそう思ってアメリカに来たんです。

5年後のレボさんはどうなってると思いますか?」

あの日からずっとその言葉に奮い立たされて歩いてきた。

 

もうすぐあの青春を過ごした日々から10年が経つ。

さて、今のオレは5年後の未来をどう生きたいんだろうか、その決断と行動が問われてるのは紛れもなく今この瞬間で、確実に”現在”は”未来”に繋がってるんだ。

みんな今も変わらずに元気だろうか。

あのふざけ合った日々を思い出すたびにとても恋しい気分になるんだ。

時計の針はくるくると回るだけで、思い出だけをここに置いていく。

明日も明後日も5年後の未来に向かって容赦無く進んでいく。

だから、俺たちも前に進もう。

今もこの旅は真っ直ぐ未来に続いてるんだ。

 

 

 

トミタとキョウカちゃんはこの前、日本に帰ってきて晴れて挙式を挙げました🎊

新しい家族が増えてそれは大変なこともあるだろうけれど、その何倍もの幸せと喜びを運んできてくれると思います。

これからもトミタファミリーの末長い幸せを祈って、この『懐かしのLA~SFの旅』を完結させます。

ここまで読んでくれたみんなありがとう。

いつもみんなが幸せでありますように🙏

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